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2021 -5-4 – 苦悩の治癒

暴力というものは 欲望に触発され 病のごとくその人の意識のみに留まることなく、 周りの人々の世界にも侵食し、 そして繰り返される。 私の言う暴力は、人間同士が兵器をもって お互いを破壊しあう 戦争だけを指しているわけではない。 それは肉体的暴力のただ一つに過ぎない。 経済的暴力もある。 経済的暴力とは他人から搾取する行為で 他人から奪い、盗むことによって起こる暴力だ。 そこには仲間意識や兄弟意識などなく、 人を鷹の餌食としか見ない暴力である。 人種差別も暴力である。 自分との人種が異なるということで、 人を迫害することは 暴力ではないと思っているのか ? 人種が異なるという理由だけで、 人を中傷することは 暴力を振るうことでは無いと思うのか? 宗教的暴力もある。 人が自分と同じ宗教を持たないという理由で 職を拒んだり、 その人への扉を閉ざしたり、 突き放したりすることは 暴力ではないと思うのか? 自分と異なる宗教観を持つからといって、 嫌悪感をあおり、壁を作り、社会から迫害することは. 暴力ではないと信じているのか? 同じ宗教を分かち合わないからと言って、 家族や仲間から孤立させ、 愛する者から引き裂くというのは 暴力ではないのか? そのほかにも、一定の風習や 道徳を強いるという暴力もある。 自分の生き方を人に強要したり、 自分の使命を人に押し付けようとすることなど、 他の人が従うべき模範はあなただと 一体誰が言ったのだろうか? あなたの生き方があなたを幸せにするからという理由で、 それを人に強いていいのだと 誰に言われたのか? 人にものを押し付ける権利が 自分にはあると言う考え方は どこから来るのか? これもまた、暴力のひとつだ。 心の奥深くにある信念と、そして深く瞑想することー これらのみが我々一人一人に存在する暴力、 そして世の中に存在する 暴力を消し去る唯一の方法である。 その他の扉はすべて偽りであり、 この暴力から目を背けてはいけない。 世の中は暴力の終わりを見失い、 今にも爆発寸前だ。 偽りの扉を選んではいけない。 その狂った衝動を絶つことの出来る 政治など存在しない。 暴力を撲滅できる政党も社会運動も この世には存在しない。 世の中の暴力から目を背けさせるような 偽りの扉を選択してはいけない。 世界中の多くの若者が、暴力と心の苦しみから 逃れるために偽りの扉に 向かっていると聞いている。 そして薬物に解決を見出そうとしてしていると。 暴力を絶つには 偽りの扉を選んではいけない。 わが兄弟、姉妹よ、 ここに転がるただの石ころや雪のように、 そして我々を祝福してくれる何の変哲もない この太陽の光のように、 これらの素朴な掟を守ろう。 自分の中に平和を見出し、それを他の人たちと分かち合おう。 わが兄弟、姉妹よ、 歴史を振り返ると、そこには人々の 苦悩に打ち拉がれた人々の姿がある。 その姿をしっかりと見据えよ。 そして我々は前へ進んでいくことを忘れてはならない。 また微笑むということを学ばなければならない。 そして、愛するということを学ばなければならない。 わが兄弟、姉妹よ、 あなたたち一人一人に、私は望みを投げかける。 喜びへの希望、愛への希望、 そしてまた身体の向上も必要である事を忘れないように、 それらを胸に心を高揚させて欲しい。 そして精神を向上させて欲しい。